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◆アカガシラカラスバトは、カラスバト3亜種の一つで、世界でも小笠原諸島にのみ生息しています。生息数が少なく貴重であることから種の保存法の「国内希少野生動植物種」及び文化財保護法の「天然記念物」
に指定されています。レッドデータブックでは絶滅危惧IA類として掲載されています。
◆体長は40cm程度と大型で体は黒く、金属光沢があり、頭部はとても美しい光沢のある赤ブドウ色をしています。くちばしは黒く、足は赤色をしています。
◆主に薄暗い森林のなかで、木の実、種子、ミミズなどを食べて暮らしています。地上で落ち葉をかき分けたりして餌を探します。
◆繁殖期は9月から翌年の3月頃までで、その間に2回産卵するとも言われています。1回に産む卵は普通1個です。
◆個体数や生態については不明な点が多く、特に繁殖期以外の生態はほとんど明らかになっていません。しかし、標識調査の実施により、島の間を移動していることなどがわかってきています。
◆生息数が減少した原因は、アカギ(外来の樹木)が繁茂して、餌となる樹木の種子が減少したこと、ネズミが増えたことによりハトと餌が競合していること、森林の中に
生息しているネコが、ハトの生息を脅かしていることなど、アカガシラカラスバトを取り巻く生息環境が悪化したためと考えられています。
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