東京の湧水
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湧水のタイプ
★ 東京の湧水の現状 (東京での湧水の役割)
(減少しつつある湧水)
★ 湧水調査の概要
★ 湧水調査位置図
※イラストの無断転載を禁じます。
地下水が、台地の崖下や丘陵の谷間などから自然に湧き出ているものを湧水と呼んでいます。東京の湧水には、主に崖線タイプ(がいせん)と谷頭タイプ(こくとう)があります。
東京の湧水の現状(東京での湧水の役割)
東京の湧水には、
★ 環境庁の全国名水百選にも選ばれている、国分寺市の「お鷹の道・真姿の池湧水群」のように昔から地元の人々に生活用水や農業用水として大切に使われてきたもの、
★ 小金井市の貫井神社やあきる野市の二宮神社のように、神社やお寺にあるもの。
★ 練馬区立大泉井頭公園の湧水のように中小河川の水源となっているものがあります。
このように東京の湧水は、人々にとってうるおいとやすらぎの場であるとともに、都内の中小河川の貴重な水源、周りの自然環境とともに色々な生き物の生息空間ともなっています。
東京の湧水の現状(減少しつつある湧水)
都内の湧水は、平成15年度の区市町村へのアンケート結果によると、区部に280ヵ所、多摩部に427ヵ所、計707ヵ所が確認されています。
| 都内の確認されている湧水 | |
| 区 部 | 280ヵ所 |
| 多 摩 | 427ヵ所 |
| 東京都計 | 707ヵ所 |
都内に湧水は707ヵ所もあるのか、と思われるかもしれません。しかし、平成12年度の調査と較べると、都内の湧水の総数は10ヵ所減少しました。
湧水の減少は、建物の建設や土地の造成などによる湧水地点の消失や、都市化の進展に伴い、地表が建物やアスファルトで覆われ、雨水が地下に浸透しにくくなっていることなどが原因です。
調査地点は、都内の地形区分を考慮して選び、夏から秋にかけての豊水期に1回、冬の渇水期に1回の計2回、水質と湧水量を調査しています。
調査地点
都内30地点
東京の地形は、低地、台地、丘陵地、山地に分けられます。(湧水調査位置図)このうち、低地は厚い粘土層に覆われ雨水が浸透しにくく、湧水はありません。一方、山地は自然が残されており湧水も保全されています。このため、主に調査地点は、今後湧水の保全が必要と考えられる台地・丘陵地について、歴史的、文化的に重要な湧水や中小河川の主な水源となっている湧水の中から湧水量や地形区分を考慮して選定しています。
調査回数
2回(秋及び冬)
湧水は、主として浅い地下水を水源としているため、降雨等の影響を受けやすく、水質及び湧水量が季節変動することが多くなります。このため、夏から秋にかけての豊水期と冬の渇水期にそれぞれ1回調査を行っています。
調査内容
@ 調査項目:12項目 (調査結果)
水温、電気伝導率、pH、過マンガン酸カリウム消費量、全窒素、硝酸性窒素、亜硝酸性窒素、全りん、塩化物イオン、全硬度、大腸菌群数(最確数法)、湧水量